Google Optimize A/Bテストやリダイレクトテストのアクセスをコントロールする

Google Optimize A/Bテストやリダイレクトテストのアクセスをコントロールする

経緯

GoogleOptimizeを開始後に本番環境でオリジナルページやテストページを見たい時に、Chromeのシークレットウィンドウを何度か立ち上げ直して確認してました。

OptimizeではブラウザのCookieを使用してどちらのページにアクセスするかを判定していると思われるので、その値を変更する事でアクセスをコントロールできるのでは・・・と思い調査しました。

調査

それでは調査していきます。

まずわかりやすくするために、Cookieを一旦削除した状態でOptimizeが設定されているページにアクセスしました。

すると、”_gaexp”というNameのValueに下記のようにOptimizeのAnalyticsへリンクしたテストIDが含まれていました。

GAX1.2.[optimizeのAnalyticsテストID].19286.1

どうやらこれが怪しそうです。

現在テストサイトが表示されていて、末尾の数字が1ということはこれを0に変更するとオリジナルが表示されるのではないかと思い、末尾を変更して再度アクセスしてみると・・・

ビンゴ!
オリジナルサイトが表示されました。

パターンが2つ以上ある時は?

末尾の数字を2,3…のように増やしていけばよいです。

複数のテストを実行中の時は?

複数のテストを実行中の時は、下記のようにセパレーター(!)で連結されますので、該当する方の値を変更します。

GAX1.2.[optimizeのAnalyticsテストID].19286.0![optimizeのAnalyticsテストID].19288.0

Cookieの有効期間は?

Cookieの有効期限は3か月です。


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